[0022]測定機材の業者を交えて意見交換

投稿日: 2015/11/25 5:03:18

11月25日、今朝は先日の松戸市農政課の放射能測定見学の時に疑問に思った点について、機材を納入、メンテナンスしている業者さんを交えてお話しを伺いました。

要点をまとめると

①K(カリウム)のチャンネルずれについて

⇨Cs137で毎日キャリブレーションをとってるので問題無い

②測定誤差が70%以上あるものを公表することについて

⇨測定誤差が50%以下になるまで測定したほうが良い

③鉛やビスマスなど天然核種の影響について

⇨マリネリ容器に詰めてから2時間は落ちつかせること

⇨マリネリ容器に入れる時にビニール袋に入れず直接入れる

④再計測についてのアドバイス(中には5回も再検査した例も)

⇨誤差が50%以下になるまで時間を延長して測り続けること

などでした。

また、農政課からも測定時間を30分から60分に延ばして、検出下限値を下げていきたいとの、お話もいただきました。

明日には、食品の計測を担当してる部署の合同会議があるということなので、測定時間の延長や食材の水切り器の導入や判定の難しい食材のクロスチェックなど、提案していただけることになりました。

少しづつですが、改善の方向が見えてきましたので、12月議会の一般質問にも生かしていけたらと思います。

農政課の職員と熱心に意見交換するDELI

ビニール袋に手を入れただけで空気中のビスマスなどが入ってしまうと説明中

中には合わせて6回も測定した食材も。いずれも測定時間は30分。

これまで農政課で使われている手順書