2021年6月議会一般質問

質問事項1(2021.06)ワクチン接種体制について

質問要旨1,予約システムについてお伺いします。

この間、二重予約についてやキャンセルの取り扱いについてのお問い合わせをいくつかいただいています。例えばですね、ネット上で接種予定日までにキャンセルしなかった場合、接種予定日以降はキャンセルができない仕様になっています。キャンセル扱いに出来なくなると、その分の予約ができません。そういう人は、コールセンターに電話することになっていますが、コールセンターは混んでいて電話がつながらなくて困っているであるとか。

また、国の大規模接種が始まっていますが、そこで接種した人は自分で自治体の予約を取消さないと予約のままになるようです。さらに一人で国と市で4件も予約をとってる方もいると聞きいています。

これは、国とのシステムが連携していないんだと思いますが、その辺りの課題をどう解消するお考えですか?お答えください。

また、国と市とでは、接種するワクチンも違います。今のシステム上、国と市の両方でワクチンを接種する事が可能であるなら、例えば、3回も4回も接種する事ができてしまうのか?できるのであればそれは大問題ですし、例え2回接種でも違うメーカーのワクチンを接種しようとしてないか?など、予約キャンセルの仕方も含めて、改めて注意換気と、その場合の専用の電話番号を案内するなどしたほうがいいと思いますが、市のご見解をお伺いします。

質問要旨2.余剰ワクチンの廃棄について

医療機関で余剰ワクチンが出た場合、どのように扱うよう指示を出していますか?

すでにクリニックなどでの個別接種も開始されていますが、もし余剰ワクチンが出て、その場の医療従事者等に未接種の方がいなければ、廃棄を指示しているというような話も聞いています。

個別接種で余剰ワクチンが出た場合はどのような対応をしていますか?すでに余剰ワクチンの廃棄などもあれば、教えてください。

そしてイとして、集団接種会場ではさらなる余剰ワクチンの発生が想定されますが、今はどのような対応になっていますか?

またすでに、5月25日付けで厚労省から予約がキャンセルされたなどの理由で余剰になった分について、接種券を持っていない人にも柔軟に接種できるとする通知を自治体に出していて、接種券を持っていない人に接種する場合は本人確認書類で氏名や生年月日、住民票上の住所などを記録しておくことを求め、ワクチンを廃棄することなく、自治体ごとに柔軟な対応を求めているところです。

この様に接種券がなくても、余剰ワクチンを付き添いの方などへも柔軟に接種する事もできるはずです。その辺りも踏まえて、今後の余剰ワクチンの取り扱いについてもお答えください。

質問要旨3.キャンセルリストについて

5月17日に立憲民主党と政策実現フォーラムで提出した要望書でも提案させていただきましたが、余剰ワクチンを無駄にしない為にも、キャンセルリストの作成は急務ではないでしょうか?

まだ最初はスタッフや医療従事者に未接種の方がいるようなので、その方々へ接種をする事ができるかもしれませんが、それももう時間の問題です。

また、今後高齢者以外の接種もはじまれば、若い人の方が副反応の頻度も多く 、2回目接種後の方が副反応も強くなるという事なので、欧米でもあったように集団接種会場では、一定のキャンセルによる余剰ワクチンが発生する事が予想されます。その時にキャンセルリストがなければ、余剰ワクチンが無駄に鳴ってしまうかもしれません。

キャンセルリストについての市の見解をお伺いします。

質問事項2.(2021.06)東京オリンピック・パラリンピックについて

質問要旨1.児童生徒の五輪観戦について

オリンピック・パラリンピック大会競技観戦支援事業についてお伺いします。

ア、市内の10校で650人が観戦する予定だと聞いてるが、詳細を教えてください。

イ、観戦はあくまでも校外学習の一環であると聞いていますが、競技によっては終了時刻が9時過ぎるものもあり、帰宅時間はさらに遅くなる事も想定されます。また学校側が会場での競技観戦を希望・決定していて、さらに校長の判断で「欠席扱い」とした場合、子どもが半ば強制的に観戦せざるを得ないケースも想定されますが、参加は希望者のみになるのでしょうか?その辺りの扱いについてもお答えください。

ウ、そもそもこの事業はコロナ禍以前に計画されていて、当時は熱中症対策が課題であったかと思います。そこに加えて、密をさけるなどの感染症対策もしなければなりません。東京都では駅での混雑緩和のためにひとつ前の駅で降りて、会場まで歩かせる案なども出ていると聞いてます。

感染症対策をしながら、熱中症も気をつけてなければならない。これはかなりハードルが高いと思います。県内では、予定していた観戦を見送る学校もでていると聞いています。松戸市においても、保護者の方々から不安の声が上がっていて、その詳細を教えて欲しいという問い合わせもいただいています。

今後の感染状況もなかなかどうなるのか?見通しがたたない状況で、松戸市として、あるいは市教委として、どのラインだったら安全に実施にができて、感染状況などがどういう状況だったら実施は難しいと考えていますか?

質問要旨2.事前キャンプについて

ア、今現在、実施予定のルーマニアの陸上競技と、ドミニカ共和国のテコンドー、体操競技について、それぞれその規模や期間を教えてください。

イ、幾つかの懸念要素を申し上げます。まず空港検疫の杜撰さ。オリパラ関係者はすでに4月、5月で83ヵ国から1432人(87%)が待機免除されています。

報道によると今月4日、サッカーのキルギス代表選手1名から陽性者がでました。代表メンバーは3日に来日。入国時に行った検査では全員の陰性が確認されていたという事です。つまりこの待機免除はかなり大きな問題になっています。この程度の検疫体制では、選手団が入国時の検査で陰性でも、その数日後に発症なんて事もありえますし、実際に起きたわけですが、おそらく空港での抗原検査で陰性ならそのまま松戸市にいらっしゃるわけで、事前合宿はバブルを作って他との接触を完璧に断つと言っても、下手したらそのバブルの中でクラスターが発生する可能性もあり、ここまで検疫がゆるいと感染対策の管理はかなり難しいと思います。その時の東葛地域の医療はどの程度なら受け入れが可能なのでしょうか?選手団毎日のPCR検査等で、市民の検査のキャパは圧迫される事はないのでしょうか?

またニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンは、東京大会のプレイブックについて検査頻度が明確ではなく、科学的なリスク評価に基づいて作成されていないなどと指摘する論文を掲載され、6月にプレイブックはアップデートされるという事ですが、どこまでの対策になるのかわかりません。いずれしても待機免除など、不確定要素が多すぎると思います。

分科会の尾身会長もこの感染状況での五輪開催は普通はない。やるのであれば、できるだけ規模を小さく、できるだけ対策を強化しなければならないとおっしゃっていますし、五輪開催の可否についても、その判断にあたっては期間中にどの程度医療に負荷がかかるかをあらかじめ評価しておくことなどが極めて重要になると指摘しています。

6月20日に様々な制限が解除されれば、変異株の影響も考えるとその2〜3週間後には感染が再拡大すると予測してる専門家もいます。

様々な状況からみても、普通なら実施は難しいはずです。松戸市として、主体的にどう言う状況までなら実施が可能で、どう言う状況であれば実施は難しいと考えてますか?自治体単位で辞退を申し出ているところもあります。松戸市は現在先方の判断で中止という事になっていますが、基本的には受け入れ可能と判断しているという事なのか?その判断基準をお示しください。

質問事項3.(2021.06) 原子力災害における水戸市民の県外広域避難に関する協定について

岡本議員への答弁で一部は了解しました。

重複しないようによろしくお願いします。

端的にお伺いします。

質問要旨(1)として、本市への避難者が16000人で決定されていますが、その積算根拠について教えてください。

質問要旨(2)松戸市の受け入れ可能なキャパシティについては、前者への答弁で、倉庫や階段などの居住スペースとして使用できない部分も含めた延床面積から算出していたと、つまり松戸市でも過大算出があった事があきらかになりましたが、これを修正するなんて、居住スペースとして使用できない部分を引いて算出するだけなんで、そんな時間がかかる事じゃないと思うんですが、いつ頃までにできるんでしょうか?

質問要旨(3)その辺りも踏まえた今後の見通しや進捗状況についてお答えください。

答弁1.(2021.06)

質問事項1 ワクチン接種体制について、質問要旨⑴、(2)ア、イ、(3)について、順次答弁申し上げます。

予約システムについて、国が実施する自衛隊大型集団接種センターは5月17日よりインターネットによる予約が開始され、千葉県民を含む1都3県の予約は5月31日から受付開始となっております。予約システムについて、報道にもありますように国と市の予約システムに違いがあり、予約状況を相互で共有することができないことから、二重予約となる事象も想定されております。また、現在、市で使用しているワクチンはファイザー社製であり、国は、モデルナ製を使用しております。どちらのワクチンも、2回接種することとされておりますが、接種の際は2回とも同じ製造会社メーカーである必要があります。

このことについては、市ホームページにて二重予約やワクチンメーカーの違いについての周知を図っているところですが、国の動向を注視しながら、正しい情報を多くの方に認知いただけるよう、今後もホームページ等による注意喚起及びコールセンターでの電話対応に努めてまいりたいと考えております。

次に、余剰ワクチンについて、市内個別接種が行われている医療機関は、予約システムにて事前登録されたワクチン数量を用意しておりますが、当日、個人的な理由によるキャンセルが発生した場合、余剰が生じることがございます。この余剰ワクチンへの対応については、現場で従事している医療従事者や既に予約されている方への連絡など、ワクチンを無駄にすることのないよう対応に努めているところですが、一部の接種会場によっては、残念ながら接種しきれず、余剰ワクチンの廃棄が発生している状況がございます。

今後、接種が進むにつれ、現場で従事している医療従事者等の対応についても、対象者が限定されていくことが想定されることから、厚生労働省からの通知にありますとおり、ワクチンを廃棄することなく、効率的に接種を行うため、接種券を保有していない方についても本人確認等を行ったうえで、接種対象とする運用へと切り替えを行っているところでございます。

次に、キャンセルリストの作成については、無駄なくワクチン接種を進める上で、廃棄をなくすための有効な手段の一つと捉えており、事前登録によるキャンセルリストの作成は、改善すべき課題となっていることは認識しているところです。今後、事前登録の方法やリストの各接種会場での運用方法も含め、作成に着手してまいりたいと考えております。

答弁2.(2021.06)

質問事項2「東京2020オリンピック・パラリンピックについて」順次ご答弁申し上げます。

はじめに、質問要旨(1)児童生徒の五輪観戦につきましては、次世代を担う子どもたちにスポーツの楽しさや障碍者への理解等、大会後も無形のレガシーとして引き継いでいけるよう観戦機会を提供するため、大会組織委員会が企画、千葉県が「学校連携観戦チケット」事業として実施するものでございます。

本市におきましては、その趣旨を市内公立小・中・高校に説明を行い、参加を募り、小学校では新松戸南小学校の1校、中学校では六実中学校、小金北中学校、常盤平中学校、河原塚中学校、根木内中学校、牧野原中学校、第二中学校、小金南中学校の8校、高校では市立松戸高等学校の1校の児童・生徒、引率者で合計650人が幕張メッセでのレスリング、テコンドー、シッティングバレーボールやオリンピックスタジアムでの陸上競技へ観戦予定となっているところでございます。

次に、観戦の学校活動における位置づけでございますが、本市では、教育課程外の活動とし、参加にあたっては、事前に参加の有無をお聞きして実施するものと認識しており、帰宅時間へのご心配については、観戦予定競技の最も遅い終了予定時刻が午後5時となっておりますが、引き続き、配慮をお願いしてまいりたいと存じます。

最後に、今後の感染状況と実施の判断につきましては、現在のコロナ禍での実施にあたって、大会組織委員会おいて策定中の「観客向けのガイドライン(仮称)」に観客の感染症対策、観客の上限等の記載が検討されているところで、現状では不安を抱く方も多くいらっしゃると思いますが、これらの対策に照らし、改めて、参加希望の各学校と丁寧に意向を確認するとともに、各学校の状況、一人一人の子供たちの状況を踏まえて、各学校に、協力いただき、適切に対応してまいりたいと存じます。参加者数の減少、あるいは、残念ながら、実施困難の判断となった学校につきましては、チケット枚数の変更やキャンセルの手続きを今月中旬までに対応してまいりたいと存じます。

次に、質問要旨(2)事前キャンプの規模や期間につきましては、ルーマニアの陸上競技が約10名、ドミニカ共和国のテコンドーが約15名、体操が約5名で期間は、3競技ともに7月中旬から約1、2週間程度で調整中でございます。

次に、実施可能の判断基準でございますが、事前キャンプの受け入れにつきましては、内閣官房から事前キャンプ感染対策マニュアルが示されており、本市におきましても、各国の競技ごとに「受け入れマニュアル」を作成し、事前に相手国とマニュアル遵守に向けた合意書を取り交わし、それを徹底することで実施可能と判断してございます。主な内容としては、マスク着用など基本的な感染対策はもとより、選手の行動は、宿泊施設と練習会場で移動も専用車両のみとするほか、毎日、PCR検査等によるスクリーニング検査が必要となっております。

今後も、感染対策の徹底及び地域医療への影響が及ばないよう保健所をはじめ、市内医療機関からのご意見、ご協力をいただきながら、事前キャンプの実施に向けて市民の皆様の安全・安心を最優先に対策を講じてまいりたいと存じます。

そのうえで、コロナ禍のなかではありますが、両国と長期的な視点を持って、市民交流が促進され、国際理解に通じるよう取り組んでまいりたいと存じます。

以上、ご答弁とさせていただきます。

答弁3.(2021.06)

質問事項3「原子力災害における水戸市民の県外広域避難に関する協定について」(1)から(3)について一括して答弁申し上げます。

 原子力災害における水戸市民の県外避難に関する協定に伴う本市の受入れ可能者数については、各避難所収容可能面積について、倉庫や階段などの居住スペースとして使用できない部分も含めた延床面積から一人当たりの占有面積を4平方メートルとして算出し、約1万人の受入れが可能であると判断したものであり、これを受け、水戸市において本市への避難者が約1万6千人と決定されたものでございます。

 水戸市民の県外広域避難における各避難所の収容可能面積や収容可能人数については、早急に受入れ可能者数を算定する予定でございます。

 また、進捗状況でございますが、水戸市において、本市を含めた東葛6市や他県の避難先自治体からの回答を踏まえ、避難計画の再検討を行うものと認識しておりますが、本市といたしましては、東海第二原子力発電所から半径30キロ圏内(UPZ内)の14市町村と茨城県、内閣府及び原子力規制庁等の国の関係部署で行われております協議の結果や、水戸市で策定する具体的な避難実施要領等を踏まえ、東葛6市や千葉県との連携を図りつつ、水戸市との協議、調整を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解ください。

以上、答弁といたします。

要望(2021.06)

それぞれ後答弁ありがとうございました。

まずワクチンについてですが、二重予約やワクチンメーカーの違いについての周知を現在でも、市ホームページにて図っていると言う事でしたが、正直見にくいです。正しい情報を多くの方に認知いただけるよう、今後はもっと工夫してわかりすい形でホームページ等による注意喚起をお願いします。またコールセンターでの電話対応に努めていきたいとの事でしたが、コールセンターが混んでしまって電話がつながらなくて困っているという声もいまだに聞いています。そこで、本件についての注意換気と、その場合の専用の電話番号を案内するなどの方法も検討していただきたいと思います。

それから、余剰ワクチンについては、一部の接種会場によっては、残念ながら接種しきれず、余剰ワクチンの廃棄が発生しているという事ですが、

今後、接種が進むにつれこう言ったことが増えてくると思います。厚生労働省からの通知もあり、接種券を保有していない方についても本人確認等を行ったうえで、接種対象とする運用へと切り替えを行っているという事ですが、それだけでは集団接種会場での余剰ワクチンには対応できなくなると想定されます。要望書でも提言しましたが、キャンセルリストの作成は急務だと思います。

執行部としても、改善すべき課題となっていることは認識しているところで、今後、事前登録の方法やリストの各接種会場での運用方法も含め、作成に着手していきたいという事なので、よろしくお願いします。

ワクチンに関しては、国や県は接種率や回数を上げる事に躍起になっています。市長も先日の市長メッセージや昨日の後答弁では6月末には、接種を希望する65歳以上の方はほぼ接種ができる見込みだとおっしゃいました。もちろんこれは国の供給スケジュールにあわせての見込みで、予約が順調に埋まれば回数としは可能だと言う事なんでしょうが、ファイザー社のワクチンは、通常、1回目の接種から3週間後に2回目の接種を受けることになっていますので、6月末に接種を希望する65歳以上の方々の接種をほぼ済ませるには、今日は6月10日ですから、すでにその方々の1回目の接種がほぼ済んでないと実際には難しいんですね。

先程、1回目の接種予約が済んでない方には、増田さんへの答弁で、任意という事で、改めて個別にお知らせ等は考えはないと言う事でしたが、最初の予約の混乱やネット予約がうまくできないなどの理由で、希望してるけど、あきらめてしまってるという方はいないでしょうか?

希望する方が少ないとなれば、分母が小さくなりますから接種率は上がります。接種率を上げる事も大切だとは思いますが、このように希望してるんだけれどもまだ1回目の接種予約もできてない方への配慮も忘れないでいただきたい。

また各地で希釈ミスや常温のワクチンを接種してしまうなどの事故が続出しています。無理して接種率をあげようとして、事故や廃棄が増えてしまっては本末転倒ないでしょうか?

無理な目標設定をする事で事故など起こさないように確実にそして無駄なく、その上で希望する方にできるだけ早く接種ができるよう引き続きご尽力のほどよろしくお願いいたします。

次に、五輪観戦については、参加を希望している市内公立小・中・高校の詳細や観戦の学校活動における位置づけについても、教育課程外の活動として実施という事で、希望者のみの参加になるという事もわかりました。

また、実施の判断については、現在、大会組織委員会として策定中の「観客向けのガイドライン(仮称)」に観客の感染症対策、観客の上限等の記載が検討されているところですが、すでに開催まで1ヶ月ちょっとです。あまりにも不確定要素が多過ぎますし、さらに今年は猛暑になるとも言われています。そんな中で安全に実施ができるかを判断するのは難しいと思いますが、決して無理すことのないように、学校あるいは市として少しでも責任をもって実施できないと思った場合は、キャンセルや中止の判断など、適切に対応していただけるようよろしくお願いします。

それから、事前キャンプについても同様で、不確定要素、不安材料が多過ぎます。

判断基準については、各国の競技ごとに「受け入れマニュアル」を作成し、事前に合意書を取り交わし、それを徹底することで実施可能と判断しているという事ですが、待機免除など五輪関係者だけ水際対策が緩和されていて、そもそもバブルを作って外部との接触を絶ってもそのバブルの中でクラスターが発生する可能性は否定できません。

責任をもって実施を判断するというのであれば、時期や規模なども踏まえて、毎日のPCR検査は地域の検査キャパを圧迫しないのか?あるいは、万が一クラスターが発生しても地域医療への影響が及ばないような態勢になっているのか?などのリスクマネジメントの方もよろしくお願いします。

最後に原子力災害における水戸市民の県外広域避難に関する協定についてですが、こちらも各地で課題算定が発覚してますが、松戸市においても、もう何年も前からこういう状況なのはわかっていたはずです。そして、3月の代表質問では時間の都合上質疑は出来ませんでしたが、通告は出していました。問題意識があるなら、すぐに図面を取り寄せて、総面積から過大算定してる生活空間以外のスペースを差し引いて算定すれば、松戸市が受け入れられるキャパシティは出てくるんです。今日答える事ができたんじゃないですか?

水戸市との協議も大切ですが、まずは松戸市の受け入れ可能なキャパもわからないのにどう協議をするというのですか?

いつまで実効性のない避難計画を放置するんですか?

これは、オリパラ観戦や事前キャンプも同じでリスクマネジメントの問題なんです。

最悪の事態を想定して、そうならないようリスクを回避する準備や体制整備をしていただきたいんです。

いくら頑張ってもワクチンは供給能力以上の接種はできませんし、避難計画は受け入れキャパ以上の受け入れができるわけありませんし、感染症だって、科学的根拠にもとづいたリスク評価なしに精神的や根性論だけで乗り越えられるわけないんです。

簡単な話で、できない約束をしないで欲しいんです。

皺寄せを受けるのは、住民です。子ども達です。

松戸市は基礎自治体として、主体的に住民の暮らしや命、健康を最優先に考えてリスク管理をしていっていただきたいと強く要望して私の一般質問を終了します。