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なぜ松戸市の市議会議員選挙に出馬することにしたのか?

そしてプラネット·ロックと言う名の政治団体を立ち上げたのか?

311以降東京電力福島第一原子力発電所の事故を通して俺は様々な社会問題に目を向けるようになりました。そこから、被災地に物資を届けに行ったり、汚染地域の放射能の計測をしたり、汚染の酷い地域では避難の手伝いをしたりもしました。他にも反原発デモ、秘密保護法案、集団的自衛権の解釈改憲の抗議行動に参加したりと俺なりにできる範囲で色々なアクションを起こしてきました。そうした様々な活動の中でいくつか気づいたことがあるんです。

それは俺が闘ってるのは東電でも政府でもこの世の中の不条理でもないんじゃないか?俺が闘ってるのはひょっとしたら、この世の中にそして俺自身の中にはびこる無関心なんじゃないか?必​​要なのは誰かを倒して起こす革命ではなく、各々の中で起こす意識革命なのではないか?

今世間を揺るがしてる、原発や被曝の問題、あるいは集団的自衛権の問題にしても、俺たち世代やその子供達が直面するであろう重大な問題の指針を俺たち不在の中で決められてしまっています。でもその本質的な原因は俺たちが政治参加できていないからではないんでしょうか?大人達に任せっきりにしてしまってるのは、俺たちの方なんじゃないでしょうか?政治が俺たちの方をちっとも向いてくれないのは、きっと俺たちが政治の方を向いてないからなんじゃないでしょうか?投票にも行かない若者の問題に政治家が本腰をいれないのも必然なのかもしれません。

ヒーローも救世主もいくら待っていたって現れないんだと思います。俺の物語の主人公は俺しかいないし、あなたの物語の主人公はあなたしかいないんです。もし今自分の目の前の世界がピンチだとするなら、自分がヒーローや救世主になるしかないんだと思うんです。

俺はこういう考え方をヒップホップやレゲエというレベルミュージックから学びました。そもそもヒップホップというカルチャーには、精神的自立を果たし社会参加をしていこうというメンタリティが根底にあったと俺は思っています。それがかつてのアメリカにおいて黒人達が抱えていた人種差別の壁であろうと、俺たちが今現在抱えているジェネレーション·ギャップであろうと変わらないと思うんです。

そういうものを突破する、取っ払う、または融合する、クロスオーバーするためには、まずは自分たちが精神的な自立を果たし、社会参加をしていくことから始まると思います。

ですからそういう意味をこめて、プラネット·ロックという名の政治団体を立ち上げることにしました。俺たちの日常に横たわるジェネレーション・ギャップやカルチャー・ギャップをクロスオーバーするべく自分が自分の物語の主人公になるんだという精神的自立を果たした者同士が、社会参加をするために団結してチームを組みませんか?

そのようなことをこの政治団体は訴えかけていき​​たいのです。

スローガンは THINK GLOBAL ACT LOCAL

だから今年の11月に俺が地元の市議会議員選挙に立候補するというのもその一環に過ぎないのです。

DELI