[0082]5月15日GWSの報告

投稿日: 2017/05/15 11:18:11

今日のGWSは江戸川左岸河川敷緑地(下矢切)から4名でスタート!

ここは地表50センチの空間線量が突出して高い所はないものの平均的に0.08~0.1μSv/hくらいあり高い。しかも河川敷が桜並木なっていてまだ木は若くて小さいのですが、将来的には花見スポットになりそうな所。ただ完全に広範囲の面汚染で除染は難しいと思う。一応1番立派な桜の木の下の土壌を採取したから結果が出ればわかるけど、ほとんどCs-137だろうから30年は半減しない。

続いて下矢切子どもの遊び場。

ここは地表50センチで平均して0.05~0.07μSv/hくらい。ただ防災倉庫裏は人が立ち入れるような広さはないものの、雨樋効果で直置きで0.2μSv/hくらいあり。

続いて、坂下ほんでん子どもの遊び場。

ここは周りが畑に囲まれていて、遊び場の敷地内にも畑があり子ども達も参加してる様子。地表50センチの空間線量は広場の中央も畑周りも平均的に0.02~0.03μSv/hくらいと低い!

東台緑地、丸山緑地、20世紀ヶ丘1号緑地、20世紀ヶ丘2号緑地は人が立ち入るような緑地ではないという事で市は計測してないんですが、行ってみると東台緑地と丸山緑地は確かに狭いしベンチや遊具もなく植え込みのような緑地なので僕らも計測はしませんでした。

20世紀ヶ丘1号緑地は鉄塔下のグリーンベルト部分で犬の散歩などもしそうな所なので計測してみると、濃縮ポイントがちらほらあり排水口下からは地表50センチで0.23μSv/h超え。直置きで0.5μSv/hを超えた。一応土壌も採取。

浅間下子どもの遊び場。

ここは野球のグランドの様になっているんだけど、低地になっていて地形的に周りの水が流れ込んできていて濃縮してる所がありそうな印象。グランド中央やベンチ周辺は50センチで0.03~0.05μSv/hと低いが入り口付近の大木の下は雨樋効果か地表50センチで0.23μSv/hの指標値超え。直置きだと0.43μSv/h。

矢切高架下子どもの遊び場。

ここは6号線の高架下にできていて、雨樋効果で濃縮してる所ありそうな感じでしたが、排水口下も広場も遊具周りもたいしたムラはなく、地表50センチで平均的に0.04~0.06μSv/hくらいだった。

江戸川左岸河川敷緑地(上矢切)。

ここは市の測定が行われていないんだけど、さっきその理由を聞いたら特定の団体くらいしか使ってないからと言う事。え?どう言う事?って思いながら行ってみると河川敷にある野球のグランドで測定しながら思い出したけど、小学校の時に野球の試合を何回もした事があるグランド。

って事は今も少年野球とかで使ってんじゃないの?

線量は敷地内に突出した所はなく、ベンチ周辺や内野は地表50センチで0.05~0.06μSv/hくらいで、外野は0.08~0.1μSvくらいあった。

上矢切子どもの遊び場。

ここは遊具やベンチもなく、空き地って感じの広場。濃縮して特別高くなっている所はないものの地表50センチの空間線量が0.08~0.09μSv/hくらいでちょっと高い。目の前が保育園なので保育園側の入り口の土壌を採取。

今日最後は小山高架橋下子どもの遊び場。

高架橋の下に作った公園で雨樋になっている様なところをみつけたけど線量は上がらない。広場中央と隅の方でもムラはなく50センチの高さで平均的に0.05~0.06μSv/hくらい。